診療時間月曜・火曜・水曜・金曜 9:00~13:00 / 14:00~18:00
土曜 9:00~13:00 / 14:00~17:00
第二日曜 14:00~17:00 ※矯正歯科のみ
休 診 日木曜・日曜・祝日
乳歯が生えそろうことによって、お子様の歯並びが気になってきます。歯並びは遺伝による骨格形成が影響しますが、それ以外にもむし歯、指しゃぶりなどのくせによる習慣も大きな要因です。
日本人の笑顔と八重歯は、ごく普通の組み合わせです。ただ、日本では違和感のない八重歯でも、欧米だと歯並びの悪さを象徴する認識があります。このため、見栄えの点からも、日本とは考え方が異なり、幼少期に歯並びの矯正治療を施します。
歯並びが悪いと、かみ合わせにも影響が出て、しっかりかめない不都合も生じてきます。
お子様の歯並びが気になるようならぜひ、ご相談ください。
指しゃぶりは、どの赤ちゃんでも行うくせです。母乳を飲む本能的な習慣とも言われます。離乳食から固形食になる時期の1歳後半~2歳までに自然に直ります。ただ、いつまでも指しゃぶりが続くと、出っ歯やかみ合わせが悪くなる可能性が高まります。
乳幼児は鼻腔の粘膜が弱く、アレルギー性鼻炎にかかりやすくなります。鼻水が常にたまっている状態だと、口呼吸になってしまいます。これが習慣づくと、鼻呼吸をしなくなります。そうなると健全なあごの発育を妨げる要因になります。
意外に思われるかもしれませんが、普段の姿勢も重要なのです。着席や歩行時に背中が丸まっていると、あごの健全な発達を阻害する要因になります。姿勢が悪いと歯並びだけではなく、体全体の発育にも影響を及ぼします。
例えばお子様に舌を出すくせはありませんか。常に舌が口から出ていたり、食事中に舌を出して食べていたら要注意です。
これが習慣化すると、口が閉じなくなり、あごの発育が悪くなります。
子どもの歯並びを治す歯列矯正は、2ステージに分けて段階的な治療を行います。
子どもは成長が早いため、乳歯から永久歯に生え代わり、あごなどの口腔周りの骨格形成に配慮が必要だからです。
第1ステージの矯正治療は、小学校低学年の7~9歳ごろが始めることが多いです。第一期矯正治療が必要かどうかの見極めはとても重要です。
第2ステージの矯正治療は、一概に早く開始すれば良いということではなく、中学生ごろが対象となります。
全ての歯が永久歯になってから行い、確実なかみ合わせになるよう1本ずつ歯の微調整をし、仕上げていきます。
ステージ0
第0ステージは、3~5歳の年齢が対象になります。反対咬合の治療を行います。
【治療期間/治療回数】
6ヶ月~2年/6回~24回
ステージ1
第1ステージは、歯列の基礎の骨格づくりが主です。治療のタイミングは、前歯が永久歯に生え代わった7~8歳ごろです。最初の矯正治療が肝心で、全歯が永久歯になったときの歯列形成の良化に影響を与えるからです。
費用負担も最小限に抑えられ、第1期治療だけで治療が完了できる場合もあります。
【治療期間/治療回数】
10ヶ月~2年/10回~24回
ステージ2
第2ステージ、仕上げの治療になります。永久歯に生え代わる中学生ごろからが治療の対象になります。大人と同じ治療法でブラケットという器具を歯に装着、さらにワイヤーで固定します。
大人の場合、矯正期間が2~3年かかるのが一般的です。治療費は80万前後になる場合もあります。
【治療期間/治療回数】
18ヶ月~2年/18回~24回
受け口を治療するマウスピース型の矯正装置
かみ合わせ(歯並び)の状態で、下の歯が上の歯よりも前に出ている状態が受け口(反対咬合)です。原因は下顎の骨の成長過多によります。極端な状態になると、手術が必要です。
受け口は成長とともに、自然治癒する可能性が低いため、早期の矯正治療が必要です。当院では「ムーシールド」というマウスピース状の矯正器具を使います。小さなお子様が対象で就寝時に装着するため、非常に負担の少ない治療法です。
メリット
・器具を外せるので、食事の心配がない
・器具を外せるので、人前で装置に気づかれにくい
デメリット
・成長段階で後戻りをする可能性がある
・十分な治療効果が出やすい時期は限られている
ワイヤーを利用した抜歯しない矯正
第2ステージの治療で使用する矯正具は「ブラケット」です。通常は歯の表面(表側)に、金属製の小さな四角形の留め具をつけます。留め具の上からワイヤーを通し、しっかりと固定します。
ブラケットは一般的に金属製が主流ですが、目立つのが難点です。最近では矯正歯科の技術も進み、透明度の高いブラケットも治療で使用されるケースが増えました。審美歯科の技術の進歩ともいえます。
メリット
・幅広い症例に対応
デメリット
・金属製などは目立ちやすい
歯の矯正は子どもがメインと思われがちですが、大人にとっても大切なのです。欧米では、見た目の印象を重視する傾向があります。口元を美しくするのは、老若男女にとって共通テーマなのです。
日本でも欧米並みとまではいきませんが、審美的な観点から歯列の矯正をするケースが増えています。就職を控えた学生が第一印象を良くするため、治療を受けることが多くあります。
歯列の矯正は年齢や性別に関係なく、どなたでも治療できます。
歯並びが悪いと、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。歯列が凹凸だと、歯磨きで汚れが落としづらくなるからです。
発音が不明瞭になることもあります。歯間から息が漏れるため、正しい発音がしにくい状態になります。
歯並びが悪いと、しっかりかめなくなります。胃腸などの消化器官に負担をかけ、内臓疾患や消化・吸収の妨げになります。
歯並びが悪いと、あごの周囲に負担がかかります。頭痛や肩こりの原因になるケースも多くあります。
目立たない審美・ブラケット
メタルブラケットに比べ、費用はやや割高になりますが、治療期間がほとんど変わらないのが特徴です。
メリット
・歯が動きやすい
・治療期間が比較的短い
・細かい歯の移動が可能
デメリット
・金属製などは目立ちやすい
・歯が磨きにくくなる
【治療期間/治療回数】
18ヶ月~3年 / 18回~36回
初診料金 | 3,300円 |
---|---|
検査料金 | 22,000円 |
診断料金 | 22,000円 |
矯正基本料金 | 0期治療 55,000円~110,000円 I期治療 275,000円 Ⅱ期治療 275,000円 永久歯列治療 550,000円~605,000円 (クリアプラケットの場合+55,000円) |
調整料金 | 5,500円 |
観察料金 | 3,300円 |
矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
※全ての価格は税込みになります。